火曜日 16:30〜18:00
■留学生から見た日本文化     高坂史朗+留学生
日本にはさまざまな国の外国人留学生が日本の文化や社会を学んでいる。彼ら中国・韓国・ドイツ・フランス・ロシア・インドネシアなどの留学生たちの目を通して日本の観光、ファッション、ホームレス、環境など私たち日本人にとって は自明となっている文化や社会の姿を見つめ直したい。またその日本の文化に対比してそれぞれの国のありようを紹介していただく。毎回留学生に一人来てもらい、楽しく語らいながら授業を進める。
火曜日 18:30〜20:00
■折口信夫の芸能発生論諸篇を読む       清 眞人
 折口信夫は柳田国男と並ぶ日本民俗学の創設者で、沖縄・奄美の民俗文化の研 究の第一人者ですが、その思想の基盤をなすものは、類稀な日本の神道観念・上 古文学についての博識を土台に、天才的な直観力をもって日本古代のアニミズム 的=霊魂宇宙観を解明した彼の仕事です。彼は日本の芸能の発生を直にこの解明 の仕事に結びつけました。芸能の起源は「魂ふり」(霊力降臨)にあり、また日 本の芸能のワキーシテ構造(漫才でいえば突っ込みーボケ)は来訪神と土着の精 霊神との抗争に発するという視点は、人間にとっての芸能の働きを考える際に今 日でも実に有意義です。折口の芸能発生論をいくつかみつくろい、かしこまらず 、楽しく、自由に、各自が芸能に抱く考えを刺激する格好のスパイスとして読ん でいきたいと思います。

水曜日 16:30〜18:00
■書物の行方 本はどこへ向かうのか?    板倉 正子
本の電子化が進んでいます。これからの本はどんな形になっていくのでしょう か?古い書物をもう一度見つめなおすことから、本の未来を予測します。あまり ににも身近で、そして実は良く知らない、本の世界。本の形態や素材、出版、流 通のしくみなど、本についての多くを知ることにより、本の楽しみをもっと広く 、深めることを目的とします。@書物の成立ち、構造、素材などを学ぶ。A書物 の綴じや、形態について体験的に学習する。B 電子書籍について知る。C上梓 の作法を学ぶ。D豆本を作る。Eまとめ

木曜日 15:00〜16:30
■『源氏物語』を原文で楽しく読む  近藤 百合子  
前回に引き続き、原文を声に出して読んでいきます。音読することで、黙読で は見過ごしがちな原作の息遣いやリズムを身体的に直接的に味わうことができま す。時には登場人物に、時には作者になりきって、平安貴族の愛と苦悩の世界に 遊びましょう。瑣末な文法や語釈にこだわらず、場面場面に関連するエピソード を他の古典作品から引用紹介しつつ、楽しく読みすすめます。どの巻から読むか は最初の回に受講生の皆さんと相談して決めます。
木曜日 18:30〜20:00
■『源氏物語』を原文で楽しく読む  近藤 百合子 
この講座は木曜日の午後講座と同じ内容がおこなわれます。

金曜日 16:30〜18:00
■歌舞伎の表現とその歴史      林 公子  
歌舞伎を代表する作品は?と尋ねられたら、どんな作品を思い浮かべられるで しょうか。一つの作品で歌舞伎という演劇を代表させることは非常に困難です。 なぜなら、江戸時代から明治時代までの約300年間、日本の現代劇だった歌舞 伎の作品は、非常にバラエティに富んでおり、また、その表現方法も多岐に渡っ ているからです。講座では、様々な歌舞伎の作品を、現代の舞台映像で紹介し、 そこから、歌舞伎の持つ多様な表現方法を探るとともに、歌舞伎の歴史に迫りま す。
金曜日 18:30〜20:00 
■ポストモダンのブロンテ学U 清水伊津代
本講座ではヴィクトリア朝の作家ブロンテ姉妹(シャーロット、エミリ、アン )の文学を連続して講義します、去年は主にエミリ・ブロンテの文学を扱いまし た。一昨年は一寸うれしいエミリ・ブロンテ現象がありました。一つはエミリの 詩「老克己主義者」(The Old Stoic)がNHKドラマ「ハゲタカ」 のエンディング曲に使われ、話題になたこと。もう一つは、エミリの詩にそっく りの「千の風になって」が人々を魅了したこと。どちらも、このポストモダンの 厄介な時代を生きる意味を、私たちに提示してくれるものでした。  今年は、アンやシャーロットに軸を移し、去年のように、彼女たちの作品を現 代に甦らすいろいろな面白い材料を仲立ちに、彼女たちの文学を通して人間とし ての《生の原理》を考えていきたいと思います。

土曜日 15:00〜16:30 G館6階603 堀田泉研究室
■「この機会に『職業としての学問』を読んでみる」 堀田 泉
「学問」といえば厳めしいが、「学問」は何をなしうるか、そして―もっと大 事なことかもしれないが―何をなしえないか、をマックス・ヴェーバーと対話し ながらじっくり考えてみよう。学問がその成立に貢献してきた現代の「ゆたかな 社会」の構造とゆがみが見えてくるかもしれない。
近畿大学日本文化研究所
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