日本文化の諸相−その継承と創造
【叢書一】 定価=本体4000円+税 A5判・上製328ページ 風媒社刊
【目次】
I -- 歴史と文化
 1 イワノヒメ皇后説話の主題 / 西宮一民
 2 絵解きの遺産「のぞきからくり」 / 根井浄
 3 家存続戦略としての養子・婿養子 / 岩本由輝
 4 角倉素庵の門跡と嵯峨本 素庵書『詩歌巻』と嵯峨本『新吉今和歌集抄月詠歌巻』 / 林進
 5 雅俗の間 『宴遊日記』に見る通俗的メディア / 岸文和
 6 幕末大坂の医学塾に関する一考察 適塾と華岡熟・合水堂を中心に / 古西義麿
 7 嵯峨本『伊勢物語』慶長十三年刊の諸版における連彫活字について 三倍格の活字駒を中心として / 森上修
 8 秘儀と呪祷 生月島・かくれキリシタンの歌オラショ / 永池健二
II -- 思想と文化
 1 日本文化論の視座 純化・包摂、風土・古層、普遍 / 高坂史朗
 2 風景論とナショナリズム 志賀重昂の場合 / 綱澤満昭
 3 浅野和三郎と大本 大正期知識人の宗教受容 / 長崎誠人
 4 柳宗悦の民衆観 / 関口千住
 5 象徴天皇制と日本文化論争 和辻・佐々木論争とその思想史的波及 / 黒田展之
 6 現代日本社会とマックス・ヴェーバー研究 消費社会と民主主義 / 堀田泉

「脱」の世界−正常という虚構
【叢書二】 定価=本体3500円+税 A5判・上製268ページ 風媒社刊
【目次】
 1 浮世又兵衛はいかにして伝説となったか
  『傾城反魂香』と『風流鏡が池』を中心に / 岸文和
 2 歌比丘尼の誕生 熊野比丘尼と歌比丘尼の交差 / 根井浄
 3「心」の思想史 石田梅岩 / 長崎誠人
 4「脱」あるいは「生贄」としての松陰 / 清眞人
 5 脱藩の思想史 歴史の流れと事由 / 高坂史朗
 6 上州館林藩における牛痘種痘の受け人れと / 長澤押玄
  漢方的世界からの脱却を模索して / 古西義麿
 7 柳宗悦と柳田国男 民芸と民俗学 / 関口千佳
 8「東洋経済」における片山潜 / 堀田泉
 9 天皇「代替り」と現代日本文化諭 続・象徴天皇制と日本文化論争 / 黒田層之
 10 深沢七郎の世界 / 綱澤満昭
 11 漂泊の俳人・種田山頭火 『草木塔』より / 木村覇起
 12 建築文化考 普請道楽 / 楠田一夫

日本文化の鉱脈−茫洋と閃光と
【叢書三】 定価=本体3800円十税 A5判・上製288ページ 風媒社刊
【目次】
I -- 文学・歴史
 1 歌古と白太夫 菅江真澄白太夫説追放 / 永池健二
 2 修験山伏と勧進芝居 豊後算所歌舞伎(肥前島原御前歌舞伎)を中心に / 梶井浄
 3 近世の「面白し」歌川広重の旅日記を読む / 岸文和
 4 人痘種痘法から午痘種痘法移行にみる医の文化
  李仁山・シーボルト・梅浦修介等を通じて / 古西義麿
 5 明治後期・大正期東京語の対称詞 / 永田高志
 6 孤独なる俳人・尾崎放哉 句集『大空』より / 木村重起
 7 建築文化考 なにわ三題 / 楠田一夫
II -- 思想・社会
 1 皇統論争の地下水脈・前方後円墳 日本文化と天皇制の基層研究(I) / 黒田展之
 2 奄美母権利文化試考 / 清眞人
 3 日本における消費組合思想の源流 明代に生きる明治社会主義 / 堀田泉
 4 柳宗悦の近代への対峙 / 関口千佳
 5 大学・教養・修養 / 綱澤満昭
 6 生命・環境・アニミズム 現代神道の「生命文明」構想をめぐって / 長崎誠人

日本文化の美と醜−その形式と融合
【叢書四】 定価=本体4200円+税 A5判・上製362ページ 風媒社刊
【目次】
 1 架橋の論理 橋の仏教史断章 / 根井浄
 2 通俗的メディアとしての『偐紫田舎源氏』ストーリーマンガの視点から / 岸文和
 3 日本の伝統芸能の固有性を育てた日本の劇場空間
  21世紀の日本の劇場のあり方を考えるために / 山崎泰孝
 4 奄美における宗教と歌謡 奄美母権文化試考・続(I) / 清眞人
 5 建築文化考 東京四堂物語 / 楠田一夫
 6 太宰文学の美と醜「十五年間」を中心に / 吉岡真緒
 1 日本文化を語ることのアポリア 独自性・世界性・閉鎖性・相互性 / 高坂史朗
 2 日本語を教えるということ 山口喜一郎について考える / 近藤純子
 3 いのちの危機と象徴の危機 宗教と科学の統合をめざして / 長崎誠人
 4 大学・教義・修養(続) / 綱澤溝昭
II
 1 古代の皇統論争−「女帝の世紀」を問う 日本文化と天皇制の基層研究(II) / 黒田展之
 2 地縁再考 創発的な場所理解に向けて / 吉原直樹
 3 柳宗悦と石川三四郎 / 関口千佳
 4 岡本利吉と消門組合運動 「美」と「共働」の原コミュニタリアン / 堀田泉
【調賓ノート】
大阪樟蔭女子大学図書館蔵 伝嵯峨本『源氏物語』「宿木」の木活字とその組版 / 森上修

日本文化の中心と周縁
【叢書五】 定価=本体3800円+税 A5判・上製284ページ 風媒社刊
【目次】
古西義麿  和歌山の疱瘡神
黒田展之  歴史の中の象徴天皇
岸文和   北斎画「富嶽三十六景」の制作順序
楠田一夫  建築文化考
綱沢満昭  島尾敏雄の故郷観とヤポネシア論
堀口良一  文化としての安全
清眞人   奄美におけるマブリ信仰の特質
長崎誠人  金光教の発生
高坂史朗  「内在的超越」としての大乗仏教
堀田泉   賀川豊彦の協同組合思想におけるヴェーバー的問題
関口千佳  国家と地方の確執
鈴木伸太郎 地方から始まるかもしれないこと
浅野清   日本社会の「イエ」的構成

日本文化の攻と守
【叢書六】 定価=本体3800円+税 A5判・上製281ページ 風媒社刊
【目次】
根井 浄  佛教と神道とキリスト教の間
古西義麿  丹波の種痘医・足立敬里の学統をさぐる
岸文和   趣味と蒐集の地勢学
楠田一夫  建築文化考
高坂史朗  植民地帝国大学に立つ二人の哲学者
関口千佳  権藤成卿における「社稷」論の序
清 眞人  方法としての「親母権制文化概念」
綱沢満昭  岡本太郎と縄文の世界
堀田 泉  保険思想と協同組合論
野沢敏治  内田義彦の戦間期
吉原直樹  無縁社会の基層
鈴木伸太郎 思考の住処

危機における共同性
【叢書七】 定価=本体3500円+税 A5判・上製252ページ 風媒社刊
【目次】
T 〈震災から考える〉
斉藤日出治 3.11で問われる日本人の歴史意識
長崎誠人  「無常感」のゆくえ
鈴木伸太郎 共同体形成力
根井 浄  自然災害における宗教界の動向
U 〈近代〉から考える
奥冨利幸  大江新太郎の満洲建築調査
清 眞人  奄美八月踊り唄の宇宙
岸 文和  テレビCMの芸術学
V〈社会運動〉から考える
堀田 泉  消費組合としての「共働店」
堀口良一  共同体の危機と再生
綱澤満昭  東井義雄の思想

否定と肯定の文脈
【叢書八】 定価=本体3800円+税 A5判・上製292ページ 風媒社刊
【目次】
T 〈権力〉を捉え直す
岸 文和  手鎖考
根井 浄  備前国 有馬氏の危機 キリシタン大名(晴信)誕生の前後
関口千佳  奄美の社会運動
斉藤日出治  海南島における日本人の「学術調査研究」と植民地責任
U 人と人との〈あいだ〉
中谷勝哉  乳児の泣きのややこしさ
鈴木伸太郎  モチベーションの源泉としての自己否定
岩崎正弥  社稷をめぐるコミュニティデザイン
V 〈文化〉と<教養>の可能性
山取 清  危機の時代と教養 フンボルトの教養理念と言語思想をてがかりに
清 眞人  「文化圏的歴史観」の問題発掘能力と日本文化の可能性 石田英一郎論
高坂史朗  西田幾太郎「日本文化の問題」をめぐって
綱沢満昭  柳田国男と風景

日本文化の明と暗
【叢書九】 定価=本体3500円+税 A5判・上製265ページ 風媒社刊
【目次】
T 島の磁場
清 眞人  記紀における「根の国」とはいかなる国か
関口千佳  大島紬にみる伝統の消失と再生
斉藤日出治  「戦後」という日本社会の歴史認識
吉原直樹  パリとフクシマ
U 対論の渦
堀田 泉  消費組合論争史の明暗
鈴木伸太郎  エリート主義否定の社会
浅野 清  企業文化の明と暗
山取 清  西洋のロゴス、日本の言霊
V 歴史の堆積から
根井 浄  熊野比丘尼(寺)の後胤
岸 文和  御鏡師中島伊勢と北斎
高坂史朗  啓蒙主義の光と影
綱沢満昭  橋川文三私見

自然に向かう眼
【叢書十】 定価=本体3500円+税 A5判・上製241ページ 風媒社刊
【目次】
T 自然と文化
清 眞人  丸山眞男の記紀論における「自然」 その「思想史的方法」の問題性に深くかかわって
根井 浄  肥前有馬領の茶の湯と食文化 十六世紀『伊勢御師食膳日記』をめぐって
山取 清  「自然」ということばについての考察 日本人論の視点から
綱沢満昭  断片的赤松啓介論
岸 文和  行楽への勧誘 吉田初三郎の鳥瞰図に見る「パノラマ的眺望」
U 社会批判としての自然
鈴木伸太郎  自然・社会・孤独 もうひとつの近代社会像とその克服に向けて
斉藤日出治  日本の植民地主義と自然の生産
浅野 清  学校制度の受容と変容 出口管理と入口管理
堀田 泉  消費組合の再生に向けて
近畿大学日本文化研究所
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。